2020年3月24日火曜日

「損失抱えながらも、地元に貢献」 三鷹市内の小売店では


八百屋、肉屋、魚屋、牛乳販売店、三鷹市内の小売店では、地元の学校・保育園・幼稚園・高齢者介護施設等への納入が売り上げの中で大きな割合を占めている店もたくさんあります。その中で、学校給食に納入している商店を訪問してお聞きしました。

首相の突然の「全国一斉休校」が発表されたのが木曜日で、翌日が最終登校日(給食最終日)になりました。週明けの注文を受けていた分は、補償されると行政から連絡がきたそうです。

しかし、月末のため3月分の先を見通してこの時に大量に仕入れを発注した商店もありました。週末のため仕入れのストップが出来ず、その補償は現在もありません。大量の仕入れ在庫で損失を抱え込んだ店もあります。
「くさらしてもしょうがないしね。学校がお休みになり、お昼を作るためにお母さんたちが昼も店に来るんですよ。採算度外視で、とんかつにしたりして普段は200円で売っているものを半額の100円にしたり、日替わりでいろいろ売ったりして、地元の子どもたちに食べてもらおうとやっているんだよ」と語る肉屋さんもありました。

「パートさんには休んでもらっているんですが・・・」「先行きが不安だからお客さんが減っているね」と困惑しながら話す商店主。三鷹市内の小売店では、損失を抱えながら、パートさんや客足を心配しながら、どこでも必死に営業しています。国会では、資金繰り対策だけでなく直接助成(支援)や消費税減税についても論議されています。三鷹市民連絡会は、地元の切実な声を身近な行政や政府に届け、くらしと営業を守る効果的な施策を求めていきます。
給食の食材がキャンセルになりとんかつにして安く売る小売店。


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