2023年6月28日水曜日

第3回市長要請(6月22日)

第3回市長要請(6月22日)

河村三鷹市長の(要請を受けて)言葉

回答①:「コロナの教訓から保健所のエリアや内容の見直しが必要。みなさんの声を真摯に受け止め、機会があれば都に意見を言っていきたい」
回答②:「105.8万人を対象とする多摩府中保健所の対象地域の分割の問題意識をもっている」

6月23日、市民連絡会は、第2次署名1569筆(前回と合わせて3111筆)を持って、河村三鷹市長に「保健所増設を東京都に働きかけてください」と要請しました。

3000人を超える住民の声を受けとめ、市長は参加者の発言を熱心にメモを取りながら聞いた後で、次の様にお話しされました。

「6市の105.8万人を対象にしている多摩府中保健所は、少なくても対象数を半分にしていくべきだ。都の担当と以前話した時に、都も同じような問題意識をもっていた。分割再編は市としても問題意識を持っている」
「みなさんの声を真摯に受け止めます。コロナの教訓から保健所のエリアや内容の見直しが必要。機会があれば都に意見を言っていきたい」

3,111筆の署名を受け取り、「東京都に保健所増設をはたらきかけてください」の署名要求に同意する回答を得ることが出来ました。
今後は、
①市議会での質疑などを通して、この決意の実行を求めます。
②小池知事に「多摩地域の保健所の増設を求めます」の多摩地域100団体共同要請に取り組みます。
3111筆の署名


三多摩の保健所増設を求める集い

 


2023年6月3日土曜日

多摩地域の保健所増設を 小池知事に要請するための 集い

多摩地域の保健所増設を
小池知事に要請するための集い

日時:7月26日 18時~20時
会場:北多摩西教育会館大ホール


コロナの経験から「身近な地域に保健所が必要」という声が広がっています。                              
感染症地策・健康を守る拠り所の保健所が、多摩地域では減らされ、1つの保健所が数十万人を対象にしています。                                     
保健所設置の権限を持つ小池知事に100団体がいっしょになって要請しましょう。                         
そのスタートの集いです。                             

報告:保健所の役割と都知事要請        
交流:医療・福祉分野、諸団体、市民の方の体験や意見交流               
都知事要請の取り組みの具体化         
(資料代 300円)




多摩地域の保健所増設を都知事に求める共同の要請行動の呼びかけ

コロナ禍の体験を通して、多摩地域では感染症対策の拠り所となる保健所体制が都内と比べても極めて脆弱だという実態が明らかになってきました。

そこで、次の様な主旨で小池知事への共同要請文を提出して世論を広げる契機にしたいと考えています。

都知事への要請の主旨
「感染症の危機は今後も様々な形で予想されると専門家が指摘しています。その時に、感染症対策の拠り所となる保健所体制の強化が必要です。多摩地域では、一つの保健所が受け持つ人口があまりにも多いので、保健所管轄区域を見直して、保健所をふやしてください」

多摩地域の100団体を目標に賛同を募り共同で要請行動を行う計画です。今、そのための実行委員会作りを始めています。

小池知事への要請文(案)


2023年4月2日日曜日

アンケートへの回答② 保健所についてのお考え

三鷹・武蔵野保健所の復活を求めるアンケートへの回答② 
保健所についてのお考え
(回答が届き次第、順次掲載していきます)
5、テレビなどメディアの報道で、保健所の役割を身近に感じられた方も多いと思います。市議選に立候補を予定されるみなさんに、市民生活と保健所のあり方、保健所復活などについて、お考えをお聞かせください。 

坂本 雅彦 さん 
地域のセーフティネットの拠点として役割を発揮する為にも適正に立地し、市民にとって安全な環境を提供する公的機関としての機能を果たす使命を明確に担ってもらいたいと思います。

谷口 敏也 さん
今回は、当初保健所から感染者の情報がもらえず、市として在宅療養者への支援が何も出来ませんでした。そう考えると今まで通りの保健所を復活させるのではなく、感染症に特化した機関で、コロナの様な感染症が発生した場合に市に対して感染者の情報を提供し、市が市民を支援できる体制を取れる様に、市の連携が取れる保健所でないと意味が無いと考えます。

栗原 けんじ さん
新型コロナウイルスの感染拡大の中で、三鷹市では罹患者の把握ができず、自宅療養をしいられた市民に対し、命と生活を守る適切な支援が十分におこなえませんでした。多摩府中保健所が6つの自治体105万人を超える住民を受け持っているため、三鷹市をはじめ自治体との感染症対策における機能の連携が当初できなかったからです。新型コロナのみならず今後新たな感染症への対応を考え、三鷹市域に対象人口30万を基準とする感染症対策機能を持つ保健所を増設する。

野村 羊子 さん
保健所は、地域の公衆衛生をはじめとする健康課題全般を支える機関です。感染症対策だけではなく、難病や精神保健相談、食品衛生や薬事関係、環境衛生等にも関わる他分野にわたる専門的・技術的拠点として機能するものです。従って、地域の医療機関だけではなく、福祉関連機関や商工業・消費者センターとも密接な関係があります。現在の多摩府中保健所は管轄が広すぎ明らかな業務過多であり、地域との関係も希薄になりがちだと思います。今回のコロナ災害の中で、保健所の機能強化が言われています。予防を含めた地域保健・公衆衛生・環境衛生体制を構築していくためにも、全国的に過去の行き過ぎた「合理化」を是正し、単純な人員強化ではなく、適切な規模で保健所を増設し、機能強化を図ることが求められていると考えます。多摩府中保健所は、30万人につき一つとされる適正規模を遥かに上回る状態で、十分な機能を発揮することが困難です。東京都は一刻も早く分割増設すべきだと考えます。

加藤 浩司 さん
2の問いに対し、105万人か30万人かと問われると105万人は×です。今回の感染症を鑑み「感染症対策」の部分は30万人とかもっと20万、15万人に1か所が望ましいと思います。飲食店の開業や美容院の開業に関わる業務は105万人とか150万人に1か所でも良いと思います。組織の再編に着手すべきです。

大城 美幸 さん
今後も新たな感染症が出るかもしれません。専門職を有した保健所が身近にあることが重要です。市民の命を守る、保健衛生を保持することが自治体(行政)の責務です。人口105万人の命を1か所の保健所がカバー出来るのか?否です。せめて武蔵野三鷹に1か所保健所の増設をと考えます。

前田 まい さん
くりかえし議会でも質問してきましたが、市長は真剣な検討をしているとはとてもいえないようです。市民の命を守る基礎自治体としての役割が問われているのに、とても無責任に感じます。これからの不安定な環境変動を見すえて、各市に保健所があることが重要になってくるはずです。私も市内への復活がすぐにむずかしいというのであれば、2市合同くらいの規模での増設を求めていきます。

紫野 あすか さん
コロナでたくさんの市民の命が脅かされました。自治体として市民の命と健康を守るためには地域に保健所が絶対に必要です。保健所は感染症対応だけでなく重度障がい者の方の対応や支援も行っています。相談したくても遠い府中まで行くのが大変だという市民の声もお聞きしています。これまでも東京都に対して保健所を復活して欲しいと要望し、議会でも何度も求めてきましたが、東京都も三鷹市も後ろ向きです。せめて隣接している武蔵野市と一体でもいいので地域に保健所を復活させることが必要です。

おばた 和仁 さん   
多摩府中保健所は100万人を超える住民を管轄しており広すぎる。30万人に1か所がのぞましい。一方、保健所は極めて専門性の高い機関であるため、要員の確保は簡単ではなく、OB等の活用も検討する必要がある。また、今回のコロナ禍における問題の本質は、都に権限があったことにある。23区及び八王子市、町田市は各基礎自治体が、保健所の設置者である為、職員も権限ももつが、三鷹の場合は、都が設置者の為、一切の権限をもっていなかった。いわゆる縦割行政の弊害で、都と市の連携が当初とれていなかったのは極めて問題であった。この課題の改善をしないかぎり、都設立の保健所が近隣にできても、市民の命を守る行政にはならないことに留意すべきである。2023年3月の一般質問で、保健所をとりあげて質問しました。

★河村三鷹市長宛ての「三鷹武蔵野保健所を復活するように東京都に働きかけを求める要望」署名は、現在3032人の署名が寄せられています。市長が市民の要望を受けとめて行動するように引き続き要請行動に取り組みます。
また、小池知事に「保健所復活を求める」三多摩100団体の共同要請行動の準備をすすめています。

三鷹・武蔵野保健所の復活を求めるアンケートへの回答①

三鷹市議会議員選挙(2023年4月16日執行)立候補予定者の皆様の
三鷹・武蔵野保健所の復活を求めるアンケートへの回答① 
(回答が届き次第、順次掲載していきます)
1.全国に848カ所あった保健所(1989年・平成元年当時)が2020年には469へと半分近くまで減らされたことをご存じでしょうか?
ア、知っている
坂本 雅彦 さん 
谷口 敏也 さん
栗原 けんじ さん
野村 羊子 さん
加藤 浩司 さん
大城 美幸 さん
前田 まい さん
紫野 あすか さん
おばた 和仁 さん
吉野 健作 さん

イ、知らない なし
ウ、聞いた事がある なし
(三鷹保健所は1997年に武蔵野保健所に、2004年には調布・狛江・小金井・府中を合わせ、6市・人口105万人が多摩府中保健所に一括統合となっています。)

2.地域保健法第5条の規定は、保健所設置はおおむね人口30万人に1か所設置することを目安としています。全国保健所長会のホームページには、「保健所は地域住民の健康を支える広域的・専門的・技術的拠点と位置づけられる施設で感染症対策など専門性の高い業務を行っています。」と、書かれています。
ア、現在のまま、多摩府中保健所・人口105万人が望ましい 
吉野 健作 さん
イ、地域保健法第5条規定の目安としている、人口30万人に1か所の保健所が望ましい
坂本 雅彦 さん 
谷口 敏也 さん
栗原 けんじ さん
野村 羊子 さん
加藤 浩司 さん
大城 美幸 さん
前田 まい さん
紫野 あすか さん
おばた 和仁 さん

3.三鷹市には18.9万人、武蔵野市は14.8万人の市民が生活しています。人口33万人を超える三鷹武蔵野地域に保健所復活が必要とお考えでしょうか。
ア、保健所復活は必要と考える
坂本 雅彦 さん 
谷口 敏也 さん
栗原 けんじ さん
野村 羊子 さん
加藤 浩司 さん
大城 美幸 さん
前田 まい さん
紫野 あすか さん
おばた 和仁 さん

イ、そう思わない 
吉野 健作 さん

4、現在、旧三鷹武蔵野保健所は多摩府中保健所の武蔵野三鷹地域センターとして食品衛生や環境衛生の届出業務がおこなわれています。私たちは、三鷹市が保健所復活を東京都に要請することを求めています。
ア、保健所復活の市民要望に賛同する
坂本 雅彦 さん 
谷口 敏也 さん
栗原 けんじ さん
野村 羊子 さん
加藤 浩司 さん
大城 美幸 さん
前田 まい さん
紫野 あすか さん
おばた 和仁 さん
吉野 健作 さん

イ、賛同しない なし

2023年3月29日水曜日

市議会議員選挙立候補予定者へのアンケート文

 市民連絡会からのアンケート文をお知らせします。

立候補予定者の方々からアンケートの返信が届き始めています。次回からそのアンケートへの回答文をお知らせします。

〔アンケート文〕

三鷹・武蔵野保健所の復活を求めるアンケート
( )内に〇印でご回答ください。
1. 全国に848カ所あった保健所(1989年・平成元年当時)が2020年には469へと半分近くまで減らされたことをご存じでしょうか?
ア、知っている(  )  イ、知らない(  ) ウ、聞いた事がある(  )
(三鷹保健所は1997年に武蔵野保健所に、2004年には調布・狛江・小金井・府中を合わせ、6市・人口105万人が多摩府中保健所に一括統合となっています。)

2.地域保健法第5条の規定は、保健所設置はおおむね人口30万人に1か所設置することを目安としています。全国保健所長会のホームページには、「保健所は地域住民の健康を支える広域的・専門的・技術的拠点と位置づけられる施設で感染症対策など専門性の高い業務を行っています。」と、書かれています。
ア、現在のまま、多摩府中保健所・人口105万人が望ましい(   )
イ、地域保健法第5条規定の目安としている、人口30万人に1か所の保健所が望ましい
 (   )

3.三鷹市には18.9万人、武蔵野市は14.8万人の市民が生活しています。人口33万人を超える三鷹武蔵野地域に保健所復活が必要とお考えでしょうか。
ア、保健所復活は必要と考える (   )      
イ、そう思わない (   )

4、現在、旧三鷹武蔵野保健所は多摩府中保健所の武蔵野三鷹地域センターとして食品衛生や環境衛生の届出業務がおこなわれています。私たちは、三鷹市が保健所復活を東京都に要請することを求めています。
ア、保健所復活の市民要望に賛同する (   )  
イ、賛同しない (   )

5、テレビなどメディアの報道で、保健所の役割を身近に感じられた方も多いと思います。市議選に立候補を予定されるみなさんに、市民生活と保健所のあり方、保健所復活などについて、お考えをお聞かせください。
(紙面が足りない方は、裏面もご利用ください)