2020年10月6日火曜日

 コロナから子どもを守る30人学級制度へ

★あなたの署名で、実現への道が開けます


9月29日、文部科学省は、2021年度予算案概算要求で、少人数学級のための予算を、金額を明示しない「事項要求」として盛り込みました。新型コロナウイルス対策でソーシャルディスタンスが求められ、世論が大きく高まったことを反映しています。 

しかし、最終的に予算が通るのか、通ったとして学級編成の引き下げ幅がどうなるのか不明です。

少人数学級を求めて、日本教育学会・全国知事会・市町村長会・管理職団体・教職員組合・PTA全国協議会・教職員組合・市民団体など多くの団体が意見表明しています。

〇市民のみなさん

教育全国署名にご協力お願いします。要求には、特別支援学校の設置基準をつくり過大・過密の解消など切実な要求項目もあります。協力していただける方は、住所、お名前、署名用紙の数(1枚で5人分)をメールでお知らせください。(返信用の封筒をつけて)署名用紙を郵送します。

市民連絡会のアドレス mitakakodomonoegao@yahoo.co.jp

学校現場からの声

〇今春、三鷹市内で採用された中学の先生

「私が初めて先生になって授業をしたのは分散での少人数授業で18人の生徒たちでした。いろいろと声掛けもできて落ち着いて授業ができてよかったです。去年まで不登校気味だったと聞いていた生徒もこれがきっかけで登校する回数が増えました。少人数なのでストレスが減ったのでしょうか。でも、元に戻ったら1クラス40人近くで、机間指導をしていますが、生徒への細かい声掛けや対応が難しいと実感しています。今は300人の生徒の名前と顔を覚えるのも大変です。週に1回は7時間授業で、月に2回は土曜授業です。土曜授業の次の月曜日には生徒は疲れています。」

〇三鷹市内の小学校の若い先生からのメール

「授業そのものは人数が少なく、目が行き届き、個別に指導しやすくなっています。少人数の学級人数が何より大事であると実感しました」

コロナ過の学校で実感したことは、分散登校時の少人数学級のよさでした。日本中の学校が実感したこの経験を生かしていきましょう。この署名運動は、三鷹の教育を考える会、三鷹地区協をはじめいくつもの団体が市内ですすめています。