2020年4月23日木曜日

今、三鷹市内では(市民生活)


三鷹市民連絡会に寄せられた市民からの声です。

■「学校の給食中止でお米が余って困った」という農民連の訴えを受けて、山形庄内産「はえぬき」の緊急販売を支援しています。値段は、5キロ¥1750です。注文が30キロになると三鷹の事務所に届くので、会員さんが市内に配っています。(新日本婦人の会三鷹支部)
お問い合わせは、昼間の間に三鷹新婦人事務所へ(0422-47-6902)

■自営業の方からの電話相談
三鷹民主商工会では、自営業者向けの給付金などの申請書の書き方相談などを行っています。
感染拡大防止協力金(東京都)、無利子・無担保の融資(政策金融公庫)、持続化給付金など。
(9時~午後5時) 0422-46-3268
新型コロナウイルス関連の助成金などの一覧

■南浦診療所から、我が家に電話がありました。夫が通院しているのですが、「薬がなくなったりしたら、電話診療して、薬を出しますよ」と言っていただきました。ありがたい。

■うちの保育園では、お休みしている子どもが各クラス5~6名います。先週の土曜日は朝から夜まで2名。お医者さん、医療関係者の方のお子さんでした。自分も医療関係者の奮闘を支えているんだと思った一日でした。

■三鷹市内の学校に勤めています。夫は自営業で休めません。わが子の保育園からは、学校の先生のお子さんは預かれませんと言われました。基本自宅勤務ですが、今日は子どもを連れて教材を取りに学校に行きました。校内の会議やいろいろな当番があり出勤しなければならず、困っています。

■レストラン店主・・・今月予約がランチ2組、ディナーが2組、あとはキャンセル。もうお休みするしかない。休業してなんとか、3・4・5月まての家賃は払えるが、それ以降は、援助がないと店を続けるのは難しい。なんとか、国で再開まで支援してもらえないか。(国会では、休業を余儀なくされた事業者の賃料支援をめぐり、与野党が対策を急いでいますが。)

■私は、「適度な運動がいい」と言われるので、近所を散歩しています。毎日、チューリップの花を見ていて、ふと気づきました。朝は閉じていますが、昼頃散歩すると、花は開いています。ところが、夕方になると、また閉じてしまいました。そして、翌朝から、また花が開き始めます。
なあんだ、人間と同じリズムだね!このチューリップは一週間ぐらい閉じたり開いたりしていました。小さな発見でちょっと心がほぐれました。
チューリップの花はまだ開いていません。


昼、チューリップの花が開きました。







2020年4月16日木曜日

感染急拡大で、地区協が「子どもの居場所確保」で市に抜本見直しを要請  


学校の休校が連休明けまで延長され、三鷹市では、登校日を中止しました。そして「真にやむを得ない事情により、ご家庭において一人で過ごすことが困難な児童・生徒を対象」(三鷹市HP)にした、①校庭の利用、②教室の利用、③昼食の提供、④教育支援学級での対応、という「子どもの居場所確保」の取り組みが15日から始まりました。

これに対して、三鷹地区協は13日に、東京の感染急拡大の中で、学校職場から寄せられている声をもとにして、居場所確保策の①~③について、抜本的に再検討するように緊急に要請しました。

要請の席上、三鷹地区協は、「3月からの全国学校一斉臨時休校中に三鷹市で行なわれてきた校庭等を利用する子どもの居場所確保の対応は、子どもの生活の実態に即して行われ、保護者・市民から歓迎されてきました。」と、述べたうえで、感染拡大の状況の変化に対応して、再度検討することを求めました。特に、昼食については、学童で希望する子どもへの提供は大切だが、それ以外に昼食のためだけに来校させる措置については、感染リスクの面から見直しを求めました。

【三鷹市長・三鷹市教育長宛の要請文の全文】
感染者の急増・緊急事態宣言の中で、子どもの安全確保のために、昼食提供の中止・抜本見直しなど学校施設を利用した子どもの居場所確保対応の再検討を求める緊急要請

三鷹市での、新型コロナウイルス感染症への市長を先頭にした対応に敬意を表します。
3月からの全国学校一斉臨時休校中に三鷹市で行なわれてきた校庭等を利用する子どもの居場所確保の対応は、子どもの生活の実態に即して行われ、保護者・市民から歓迎されてきました。
その後、5月10日まで臨時休校が延長され、三鷹市の臨時休校中の対応が発表され、4月15日から実施予定です。三鷹市では、「真にやむを得ない事情により、ご家庭において一人で過ごすことが困難な児童・生徒を対象」にした①校庭の利用、②教室の利用、③昼食の提供、④教育支援学級での対応、が始まる予定です。
わたしたちは、子どもの最も身近にいる教育の専門職として、現在の状況をふまえて、①~③について、下記の事項を要請します。

1.感染者の急増・緊急事態宣言の中で、子どもの安全確保のために、昼食提供の中止・抜本見直しなど学校施設を利用した子どもの居場所確保対応の再検討を求めます

要請理由
東京での感染者の急増という緊急事態の中で、教室という場所で昼食を共にすることは、感染リスクを高めると危惧しています。東京都は緊急事態措置として、学校については、「原則として施設の使用停止」を発表しました。こうした中で、保護者の方の危機意識が急速に高まっています。4月8日に各学校から各家庭に「キャンセル希望の方は13日正午までに連絡を」と通知されましたが、翌日には「すでに半数がキャンセル」という実態が寄せられました。本日正午までのキャンセル実態をふまえて、三鷹市は保護者の意向の激変を実感されていると思います。それは、学校現場の教職員と認識を共有できる数字ではないでしょうか。食事を共にする時は、マスクをはずします。昼食提供のため教室の提供をすることは避けるべきです。教職員の中には、「危険だから中止すべきだ。」「昼食提供は、市民の要望を受けて市が行うというのであれば、最低限、学校で昼食提供の場は設定しない方がいい。」「使い捨て容器による提供なら、学校で食べるのではなく持ち帰る形式にしらどうか。」「持ち帰った後にすぐ食べないと食中毒の心配はないか」など危惧する声が多く出されています。学校長から配食するように指示され、実際にそれを行う教職員自身が子どもの安全を心配しながら業務は異常です。

また、多くのキャンセルが出る中で行われたとしたら、例えば小学校では次の様なことが予想されます。希望者が多ければ、同じ学級・学年の友だちと一緒に教室で食べられます。しかし、現状では、一つの教室に顔も名前もわからない異なる学年の児童が数名、使い捨て容器で配られた昼食をしゃべらないで黙々と食べ、終わったら帰宅する・・・・。これが続けば、学校に昼食のために来るのを嫌がる子どもが出てくるのではないかと心配する声も出されています。今、申し込んだ家庭の保護者・子どもも、このような光景は想像していないと考えます。

さらに、校庭利用についても危惧されます。中学校では、前回の休校期間中は、生徒がバレーボールやサッカーなどボールを使って思いきり体を動かす経験が持てたので、参加人数も教職員が予想したより多かったと言われています。しかし、今回は、感染リスク回避のためボールの貸し出しをせず、持ち込みも認めないという対応がとられるようです。「中学生は、ボールで遊べなかったらこなくなってしまうのではないか」という声が出されています。小学校では、学年別の校庭利用で今まで多数が参加して遊んできました。感染急拡大の中で、子ども同士でじゃれあうように遊ぶ子どもたちに、「接触を避ける指導」ができるのか危惧する声が多数寄せられています。体を使って友だちとおもいきり体を動かせば動かすほど、感染リスクの増大を心配しながら見守り活動をすることを危惧しています。

このような状況の激変の中で、実際に数日実施して様子をみて次週から改善するというのでは、子どもの安全と健康を考えた時には、とるべき方法ではないと考えます。三鷹市から保護者へのお知らせ文には、「状況の変化により、昼食の提供を中止する可能性があります」と明記されています。今が、「状況の変化した時」ではないでしょうか。保護者からのキャンセル数・市や教育委員会に寄せられている声、そしてわたしたち学校現場の声を総合して、この対応が始まる前に再度検討されること強く願っています。4月3日、市民団体と共に市長に要請した折、地区協からの参加者は、市長に「今こそ、子どもを守るために行政と市民がワンチームで手を携えて対応しましょう」と発言し、市長がそれに賛同されました。その気持ちを大切にして、市民・学校現場の声をもとに再度検討されることを要請します。

2020年4月11日土曜日

業者の相談 受け付けています 三鷹民主商工会


市内の業者の方からの、新型コロナ関連の相談を受け付けています。「納税の猶予」の申請、延滞税減免での分割納税など、営業に関わる相談も受け付けています。

住所:三鷹市下蓮雀7-12-19
TEL:0422-46-3268
FAX:0422-46-3276

■4月3日には、河村三鷹市長に要請し、懇談も行いました。市内の業者から新型コロナウイルス問題で困っていることをアンケートで聞き取り、8項目にまとめて要請したのです。要請では、
  市民税・固定資産税・国保税の納付の困難な方への繰り延べを行うこと、その申請は簡素にすること。
  電気・ガス・水道料などコロナの影響で事業継続に困難な場合には延納を認めること。手続きも簡素化するよう働きかけること
  ~⑧(民主商工会にお問い合わせ下さい)
河村三鷹市長は、「ご要望についても検討し、出来るところから進めます」と話されました。

■また、全国商工団体連合会(全商連)が先日、厚生労働省に要請した際、「雇用調整助成金の柔軟対応」を表明しました。
厚生労働省は、雇用調整助成金の「休業等」の要件について「適正支給のため実態確認が必要」と述べながらも、「今回の特例では『休業届』の事後提出も認められているので、個別のケースに応じ可否については現場で判断していくことにする」と述べ、柔軟に対応していく考えを表明しました。払い切れない社会保険料に関わって「不要不急な差し押さえは抑えて、事情を聞いて事業者に寄り添った対応を指示している。万が一にも差し押さえがあれば連絡を。個別に対応する」と答えました。
三鷹民主商工会は、新型コロナ関連の営業相談を受け付けています。


2020年4月5日日曜日

河村三鷹市長に連絡会が要請・懇談


4月3日、市民連絡会に参加する教育関係の団体が、河村孝三鷹市長に「子どもと教育に関わる要請書」を手渡し、懇談しました。
3月31日に市長は、「~皆さんの生活を支援してまいります。三鷹市全体で、今こそワンチームとなってこの苦難を乗り越えていきましょう。」とメッセージを発表(市HP)しましたが、これに応えて、市民と行政が手を携えて、コロナ問題の困難に立ち向かうための方策を要請しました。

市長にお願いしたポイントは、
1.東京での感染拡大の現状から、子どもたちが家庭で長時間過ごすことになるので、子どもの安全・健康を守るために、子ども自身、また保護者からの相談窓口の設置を検討してください。
2.今年度の学校は、特に学校でのきめ細かい指導とケアが必要です。そのために、
  先生方が、自校の子どもの指導とケアに専念していただけるように、三鷹市の小中一貫教育に関わる学園内の他校の子ども同士の交流活動や教職員の行き来は休止してください。感染拡大防止のためにも、市民として強く願っています。
  小学校・中学校の先生方の「相互乗り入れ授業」のために措置される講師の方の職を保障し、その方々が、「相互乗り入れ授業」ではなく、各学校で子どもたちのために最も必要な教育活動に寄与されるように、学校の創意工夫を尊重した対応を強くお願いします。
3.子どもの安全・健康を守るために学校からの要望を丁寧に聞き取り、物品確保も含めて必要な予算措置をお願いします。

参加者からは、市が実施した校庭開放のやり方や、休校中の4月15日から昼食を提供する措置を歓迎する市民の声、小中一貫で他校と行き来することは感染拡大の危険があるのでやめてほしいこと、給食納入業者の苦悩など・・・様々な市民の意見を市長に伝え、懇談を行いました。

河村三鷹市長は、3月の休校措置を振り返り、子どもの食の問題が大切だと感じて昼食を提供することにしたこと、学童の実態から学童などの校庭開放の大切さを実感したこと、市内の医療現場の実態等を話されました。そして、要請を受けとめて検討すると話されました。

最後に、市民連絡会から「いのちと健康・くらしを守るために、知恵と力を合わせ、身近な行政と手を携え、今出来ることを考え、行動します」という会のモットーを紹介し、市と市民団体が協力してコロナ問題の克服にあたることを求め、市長がこれに応えていきたi
と話され、有意義な懇談が終わりました。

今後、三鷹市民連絡会は、医療や福祉・自営業など市民各層の多様な課題で、市長・三鷹市への要請と懇談を重ねていきたいと思います。
(三鷹の教育を考える会、新日本婦人の会、婦人民主クラブ、市民連絡会事務局(三鷹地区協)代表が参加しました)


三鷹市民連絡会が市長に新型コロナ問題で要請しました。




2020年4月3日金曜日

三鷹市 臨時休校を5月10日(日曜日)まで延長・休校中の対応も発表


三鷹市の発表のポイントは、
◆臨時休校期間 5月10日(日曜日)まで

◆入学式(小学校は4月6日(月曜日)、中学校は4月7日(火曜日))
入学生、教職員、保護者各家庭1名までの参加とし、必要最小限の内容で実施します。

◆4月6日の週に、学年ごとの分散登校日(小学校は2日、中学校は1日)

◆臨時休校期間中の対応(4月13日~)
・学年ごとの登校日(学習課題の提示や心のケア)
・校庭の利用(小・中学校)・・・学年・時間別
・教室を利用した見守り(小学校13年生)
学童保育所入所児童を除く小学校13年生で、家庭で一人で過ごすことが困難な児童について、教室を利用した見守り。
・教育支援学級(固定制)では、必要に応じて各学校で対応

◆給食の提供
希望者に、学校の給食室を活用した昼食の提供(4月15日~)

○3月の一斉休校中に、一人で長期間家で過ごす子どもの昼食の問題について、三鷹市民連絡会にも様々な要望が寄せられました。市民連絡会と三鷹市長との懇談(4月3日)の場で、市長は、3月の教訓から食の問題の大切さを実感して昼食提供を決断したと話されました。普段の栄養士が献立をつくる学校給食とは違いますが、休校中に昼食を提供する措置は子ども・保護者の願いを受けとめたものです。

○引き続き、学童だけでなくすべての市立の小中学校に通う子どもたちの居場所の確保として校庭利用を行うことは、教育的な観点から適切な対応です。
5月10日まで臨時休校を延長すると三鷹市は発表しました。


2020年4月1日水曜日

4月6日:新型コロナウイルス感染症フリーダイヤル・ツイッター相談

ご案内

【プレスリリース】
雇用・賃金、医療・介護・福祉、取引・融資などの相談に応じます。

◆新型コロナ感染症 無料ホットライン
1.開催日

202046日(月)10001800

2.相談時間
10001800

3.相談受付
 【相談無料・秘密厳守】
①フリーダイヤル0120-110-458

②フリーダイヤル0120-378-060
③ツイッターDMアカウント @567o783(コロナ オー ナヤミ)

4.対象者
労働者、中小零細業者、学生(就活生、内定者)、子育て世帯の方など、どなたでも相談できます。

5.相談員
東京地評労働相談センター、東京社会保障推進協議会相談員、弁護士

◇新型コロナウイルス感染症が急速な広がりを見せ、国民の感染に対する不安が高まるなか、政府や東京都などが行う休校や外出やイベント等の自粛要請が勤労者生活に深刻な影響を広げています。

◇すでに同感染症を理由とした解雇・雇止めが起きており、今後はさらに減給問題が深刻化することが予想されます。また、医療機関や介護施設の運営や利用をめぐる不安感、中小零細事業者を中心とする倒産への懸念は日を追うごとに高まっています。既存の法制度のもとで可能な解決、解消をすみやかに進めるとともに、事態を打開するための思い切った支援、対応策が求められます。

◇そこで、私たちは、関係団体と連携して、上記のとおり、「新型コロナ感染症無料ホットライン」を実施し、都民、勤労者の問題解消を目指すとともに、ホットラインをつうじて浮き彫りとなった課題をもとに、実施すべき支援策、対応策を示してまいります。

◇主催 東京地方労働組合評議会(東京地評)、東京社会保障推進協議会(東京社保協)、東京民主医療機関連合会(東京民医連)、自由法曹団東京支部
(問い合わせ先)東京地評国民運動局 電話03-5395-3171 メール

雇用・賃金、医療・介護・福祉、取引・融資などの相談に応じます。


市民連絡会の立ち上げの経緯と目指すこと

■新型コロナウイルス感染症対策三鷹市民連絡会とは
新型コロナウイルス感染症対策三鷹市民連絡会は、医療・教育・保育・福祉・自営業・労組・平和・女性団体など、3月13日現在16団体と個人が連携して立ち上げました。現在は、それぞれがメールなどで連絡をとりながら運営しています。

■市民連絡会の発足までの経緯
2月27日、首相から全国一斉休校が発表されました。小・中学校では、翌日が3学期最終日になり、三鷹では次の登校は4月の始業式の予定です。突然発表されたために、市内でも様々な問題が出てきました。特に、昼間ずっと家の中で過ごさなければならない子どもの安全確保は、緊急の問題です。長期間の休校の間の子どもの居場所の確保も問題になりました。 

その後、市内の保護者・市民の声が市に寄せられ、また諸団体・議会内の様々な動きがあり、これを受けとめ、三鷹市では、3月9日からの市内小中学校の校庭開放、学校図書館など校舎を活用しての子どもの預かり、市の管理する公園の開放などの対応に取りくんでいます。

この対応措置について、保護者・子どもたちから喜びの声がたくさん聞かれます。感染症の拡大を防ぐ取り組みと共に、子どもたちの安全と心身の発達のために、市民の声と行政が連携した対応の大切さを実感しています。これを教訓にして、市民の知恵と力を合わせて、身近な行政と手を携え、今出来ることを考え、行動しようと私たちは、市民連絡会をつくりました。

■連絡会の目指すこと
  • 子どもの安全と様々な問題解決のために、身近な市の行政に対応策を求め、政府にも要請します。
  • 市内の子ども・大人から「困っていること、相談したいこと」を寄せていただき、助け合いの輪を広げます。
  • 市民のいのちと健康・くらしを守るために、知恵と力を合わせ、身近な行政と手を携え、今出来ることを考え、行動します。

■お願い:みなさんのメッセージをお寄せください

●大人のみなさんへ
あなたの声をお寄せください。
●子どもたちへ
あなたの思いを伝えて下さい。

みなさんから送っていただいたメッセージは、匿名でこのブログに記載させていただくことがあります。
mitakakodomonoegao@yahoo.co.jp