2020年4月5日日曜日

河村三鷹市長に連絡会が要請・懇談


4月3日、市民連絡会に参加する教育関係の団体が、河村孝三鷹市長に「子どもと教育に関わる要請書」を手渡し、懇談しました。
3月31日に市長は、「~皆さんの生活を支援してまいります。三鷹市全体で、今こそワンチームとなってこの苦難を乗り越えていきましょう。」とメッセージを発表(市HP)しましたが、これに応えて、市民と行政が手を携えて、コロナ問題の困難に立ち向かうための方策を要請しました。

市長にお願いしたポイントは、
1.東京での感染拡大の現状から、子どもたちが家庭で長時間過ごすことになるので、子どもの安全・健康を守るために、子ども自身、また保護者からの相談窓口の設置を検討してください。
2.今年度の学校は、特に学校でのきめ細かい指導とケアが必要です。そのために、
①  先生方が、自校の子どもの指導とケアに専念していただけるように、三鷹市の小中一貫教育に関わる学園内の他校の子ども同士の交流活動や教職員の行き来は休止してください。感染拡大防止のためにも、市民として強く願っています。
②  小学校・中学校の先生方の「相互乗り入れ授業」のために措置される講師の方の職を保障し、その方々が、「相互乗り入れ授業」ではなく、各学校で子どもたちのために最も必要な教育活動に寄与されるように、学校の創意工夫を尊重した対応を強くお願いします。
3.子どもの安全・健康を守るために学校からの要望を丁寧に聞き取り、物品確保も含めて必要な予算措置をお願いします。

参加者からは、市が実施した校庭開放のやり方や、休校中の4月15日から昼食を提供する措置を歓迎する市民の声、小中一貫で他校と行き来することは感染拡大の危険があるのでやめてほしいこと、給食納入業者の苦悩など・・・様々な市民の意見を市長に伝え、懇談を行いました。

河村三鷹市長は、3月の休校措置を振り返り、子どもの食の問題が大切だと感じて昼食を提供することにしたこと、学童の実態から学童などの校庭開放の大切さを実感したこと、市内の医療現場の実態等を話されました。そして、要請を受けとめて検討すると話されました。

最後に、市民連絡会から「いのちと健康・くらしを守るために、知恵と力を合わせ、身近な行政と手を携え、今出来ることを考え、行動します」という会のモットーを紹介し、市と市民団体が協力してコロナ問題の克服にあたることを求め、市長がこれに応えていきたi
と話され、有意義な懇談が終わりました。

今後、三鷹市民連絡会は、医療や福祉・自営業など市民各層の多様な課題で、市長・三鷹市への要請と懇談を重ねていきたいと思います。
(三鷹の教育を考える会、新日本婦人の会、婦人民主クラブ、市民連絡会事務局(三鷹地区協)代表が参加しました)


三鷹市民連絡会が市長に新型コロナ問題で要請しました。




2020年4月3日金曜日

三鷹市 臨時休校を5月10日(日曜日)まで延長・休校中の対応も発表


三鷹市の発表のポイントは、
◆臨時休校期間 5月10日(日曜日)まで

◆入学式(小学校は4月6日(月曜日)、中学校は4月7日(火曜日))
入学生、教職員、保護者各家庭1名までの参加とし、必要最小限の内容で実施します。

◆4月6日の週に、学年ごとの分散登校日(小学校は2日、中学校は1日)

◆臨時休校期間中の対応(4月13日~)
・学年ごとの登校日(学習課題の提示や心のケア)
・校庭の利用(小・中学校)・・・学年・時間別
・教室を利用した見守り(小学校1~3年生)
学童保育所入所児童を除く小学校1~3年生で、家庭で一人で過ごすことが困難な児童について、教室を利用した見守り。
・教育支援学級(固定制)では、必要に応じて各学校で対応

◆給食の提供
希望者に、学校の給食室を活用した昼食の提供(4月15日~)

○3月の一斉休校中に、一人で長期間家で過ごす子どもの昼食の問題について、三鷹市民連絡会にも様々な要望が寄せられました。市民連絡会と三鷹市長との懇談(4月3日)の場で、市長は、3月の教訓から食の問題の大切さを実感して昼食提供を決断したと話されました。普段の栄養士が献立をつくる学校給食とは違いますが、休校中に昼食を提供する措置は子ども・保護者の願いを受けとめたものです。

○引き続き、学童だけでなくすべての市立の小中学校に通う子どもたちの居場所の確保として校庭利用を行うことは、教育的な観点から適切な対応です。
5月10日まで臨時休校を延長すると三鷹市は発表しました。


2020年4月1日水曜日

4月6日:新型コロナウイルス感染症フリーダイヤル・ツイッター相談

ご案内

◆【プレスリリース】
雇用・賃金、医療・介護・福祉、取引・融資などの相談に応じます。

◆新型コロナ感染症 無料ホットライン
1.開催日

2020年4月6日(月)10:00~18:00

2.相談時間
10:00~18:00

3.相談受付
 【相談無料・秘密厳守】
①フリーダイヤル0120-110-458

②フリーダイヤル0120-378-060
③ツイッターDMアカウント @567o783(コロナ オー ナヤミ)

4.対象者
労働者、中小零細業者、学生(就活生、内定者)、子育て世帯の方など、どなたでも相談できます。

5.相談員
東京地評労働相談センター、東京社会保障推進協議会相談員、弁護士

◇新型コロナウイルス感染症が急速な広がりを見せ、国民の感染に対する不安が高まるなか、政府や東京都などが行う休校や外出やイベント等の自粛要請が勤労者生活に深刻な影響を広げています。

◇すでに同感染症を理由とした解雇・雇止めが起きており、今後はさらに減給問題が深刻化することが予想されます。また、医療機関や介護施設の運営や利用をめぐる不安感、中小零細事業者を中心とする倒産への懸念は日を追うごとに高まっています。既存の法制度のもとで可能な解決、解消をすみやかに進めるとともに、事態を打開するための思い切った支援、対応策が求められます。

◇そこで、私たちは、関係団体と連携して、上記のとおり、「新型コロナ感染症無料ホットライン」を実施し、都民、勤労者の問題解消を目指すとともに、ホットラインをつうじて浮き彫りとなった課題をもとに、実施すべき支援策、対応策を示してまいります。

◇主催 東京地方労働組合評議会(東京地評)、東京社会保障推進協議会(東京社保協)、東京民主医療機関連合会(東京民医連)、自由法曹団東京支部
(問い合わせ先)東京地評国民運動局 電話03-5395-3171 メール

雇用・賃金、医療・介護・福祉、取引・融資などの相談に応じます。


市民連絡会の立ち上げの経緯と目指すこと

■新型コロナウイルス感染症対策三鷹市民連絡会とは
新型コロナウイルス感染症対策三鷹市民連絡会は、医療・教育・保育・福祉・自営業・労組・平和・女性団体など、3月13日現在16団体と個人が連携して立ち上げました。現在は、それぞれがメールなどで連絡をとりながら運営しています。

■市民連絡会の発足までの経緯
2月27日、首相から全国一斉休校が発表されました。小・中学校では、翌日が3学期最終日になり、三鷹では次の登校は4月の始業式の予定です。突然発表されたために、市内でも様々な問題が出てきました。特に、昼間ずっと家の中で過ごさなければならない子どもの安全確保は、緊急の問題です。長期間の休校の間の子どもの居場所の確保も問題になりました。 

その後、市内の保護者・市民の声が市に寄せられ、また諸団体・議会内の様々な動きがあり、これを受けとめ、三鷹市では、3月9日からの市内小中学校の校庭開放、学校図書館など校舎を活用しての子どもの預かり、市の管理する公園の開放などの対応に取りくんでいます。

この対応措置について、保護者・子どもたちから喜びの声がたくさん聞かれます。感染症の拡大を防ぐ取り組みと共に、子どもたちの安全と心身の発達のために、市民の声と行政が連携した対応の大切さを実感しています。これを教訓にして、市民の知恵と力を合わせて、身近な行政と手を携え、今出来ることを考え、行動しようと私たちは、市民連絡会をつくりました。

■連絡会の目指すこと
  • 子どもの安全と様々な問題解決のために、身近な市の行政に対応策を求め、政府にも要請します。
  • 市内の子ども・大人から「困っていること、相談したいこと」を寄せていただき、助け合いの輪を広げます。
  • 市民のいのちと健康・くらしを守るために、知恵と力を合わせ、身近な行政と手を携え、今出来ることを考え、行動します。

■お願い:みなさんのメッセージをお寄せください

●大人のみなさんへ
あなたの声をお寄せください。
●子どもたちへ
あなたの思いを伝えて下さい。

みなさんから送っていただいたメッセージは、匿名でこのブログに記載させていただくことがあります。
mitakakodomonoegao@yahoo.co.jp

2020年3月31日火曜日

今、三鷹市内の医療現場から(メールで届いた市民の声)

私は、薬剤師として働いています。
医療現場でもマスク、消毒用のアルコールはもちろん、体温計、インスリンを使用している方のアルコール綿も手に入らず、やっとの思いで来局された患者さんに対応できないでいます。
仕事上のマスクも、底がつきそうです。
デイサービスに行けなくなっている利用者さんの把握、対応はどうされているか心配です。
自分や家族が、電話したり対応したりできる方はいいですが、独居で、体調を崩されている方はいないか?孤独死にならないことを祈るばかりです。

非常時、一人一人の人権感覚が落ちたり、社会全体に不寛容な雰囲気。今日は、パン屋さんで、一人のお客さんが、店員に怒鳴っていたり・・・。
日に日に変化ありますが、ヨーロッパ等では、国を越えて助け合ったり、補償も具体化され、企業が今までと分野が違っても、マスクや医療機器を開発したり。
国民の命を守ることに、公的な責任は大きいと思いますが、この国は、ただ自粛要請するばかりで、多くの国民の大変さを全くわかっておらず、対応もしていません。

今こそ本当に優しい社会にしなければ。と再認識しています。
ただ日頃感じていることをメールさせて頂きました

薬剤師の立場で新型コロナウイルスへの意見を述べます。


2020年3月28日土曜日

東京都学力テスト21年度から廃止


先日、文部科学省は、新型コロナウイルス感染症拡大の現状から、全国学力テスト(小6・中3)の4月実施を見送り、延期すると発表しました。(感染拡大の中で中止か延期かは今後の状況で流動的)。

こうした中で、26日、東京都教育委員会は、毎年7月に実施してきた都の学力テスト(小5・中2)を21年度から廃止すると発表しました。国の学力テストに一本化する意向ですが、HPでは、廃止の課題(理由)として3つ挙げています。

▲ 学校は、1年に複数回実施している各調査の結果を生かすことが難しい状況
▲ 都の調査において、自校採点、結果集計等の事務作業が学校の負担
▲ 学び方や学ぶ意欲など主体的に学習に取り組む態度のきめ細かい把握が困難

今まで、国と都の二つの学力テスト競争に追い立らて来た子どもと学校教育にとって、負担の軽減の面でも歓迎の声が挙がっています。
しかし、都の発表では、今年度は延期も中止もふれていません。オリンピックも延期になり、国の学力テスト見送りの中で、20年度7月の実施は子どもと学校現場に多大な負担になるでしょう。

三鷹の教育を考える会は、早速、都教委に電話しました。「国がやめたのに、都がやるなんて、今の学校と子どもの置かれている状況を見れば、ありえないでしょう。」と話すと、教育庁指導部義務教育指導課の指導主事は「今のところやる予定ですが、そうですよね、コロナのこともありますから・・」との返答でした。そこで、「ぜひ、再検討してください」と要望しました。

三鷹市民連絡会では、「非常時こそ、先生方が子どもの指導に専念してもらえるように、7月の都学力テストは中止してください」という市民の声を都教委にたくさん届けようと話しています。

この問題での都教育委員会の窓口は、次の通りです。
教育庁指導部義務教育指導課
電話:03-5320-6841 ファクシミリ:03-5388-1733
メール:S9000024(at)section.metro.tokyo.jp
(迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。)
東京都教育委員会は、学力テストの中止を発表しました。


2020年3月25日水曜日

休校中の「子どもの居場所確保」・保護者の声


学校休校中の子どもの居場所確保の一環として三鷹市内の小中学校では、先生たちが交替で見守り、名簿で名前を確認して校庭開放を行ってきました。これは、保護者・市民からの強い要望に応えたものでした。

■三鷹の校庭開放のやり方
小学校では、学校規模によって「低・高」別、または「低・中・高」別に分けて行われました。
例えば
○大規模校
①    9時~10時   学童
②    10時~11時半 1・2・3年
③    13時~14時半 4・5・6年
④    14時半~    学童
○小規模校
①    9時~10時   学童
②    10時~11時半 1・2・3年
③    13時~14時半 4・5・6年
④    14時半~    学童
     
このやり方だと、割り当ての時間に学校に行くと、同じクラス・学年の友だちと会えます。そのため、校庭開放の利用者がとても多いのが特徴です。中学校の校庭開放にもたくさんの生徒が参加してきました。担当学年の先生方が当番にあたるので、子どもも喜んでいるという声も届いています。

市によってやり方は様々でした。一日中自由に校庭を開放している自治体もあります。そこでは、当初は多くの子どもが来ていたのですが、来校する子どもの数が減ってきたという報告もあります。同じクラスの友だちに会えないので家に帰ってきてしまったという声も届いています。三鷹の校庭開放は、今の子どもの生活実態に合わせて行われたことが分かります。

学童に通所していなく、子どもが一人で自宅ですごすことが難しい子どもを対象にして、校舎内で子どもの居場所の確保の取り組みも行われました。また、小中学校の学校図書館の利用(貸出し)も行われてきました。

■保護者の声
校庭開放が始まってすぐ、小学校を何校かを回り、校庭を外から見守っていた保護者の方々にお聞きしました。
「昨日まで、家の中で、もう我慢できないで騒いでいたので助かります。」
「いいですねえ。子どもが、クラスの友だちと外で遊べるって楽しみにしていたんですよ。」
「娘に今まで、『大人は満員電車で会社に行くのに、なんでわたしたちだけ外出自粛ってわけ?』って言われちゃってね。」等など・・・どこでも歓迎の声が聞かれました。
また、校舎を活用しての預かり事業には、「困っていたので本当にありがたい」という声がいくつも聞かれました。
三鷹の学校の先生方のこうした対応は、厳しい状況に置かれている保護者・子どもに安心と安全の場を提供してきたことが、インタビューを通して実感できました。今、学校では、学校再開に向けた準備が始まっています。