4月3日、市民連絡会に参加する教育関係の団体が、河村孝三鷹市長に「子どもと教育に関わる要請書」を手渡し、懇談しました。
3月31日に市長は、「~皆さんの生活を支援してまいります。三鷹市全体で、今こそワンチームとなってこの苦難を乗り越えていきましょう。」とメッセージを発表(市HP)しましたが、これに応えて、市民と行政が手を携えて、コロナ問題の困難に立ち向かうための方策を要請しました。
市長にお願いしたポイントは、
1.東京での感染拡大の現状から、子どもたちが家庭で長時間過ごすことになるので、子どもの安全・健康を守るために、子ども自身、また保護者からの相談窓口の設置を検討してください。
2.今年度の学校は、特に学校でのきめ細かい指導とケアが必要です。そのために、
① 先生方が、自校の子どもの指導とケアに専念していただけるように、三鷹市の小中一貫教育に関わる学園内の他校の子ども同士の交流活動や教職員の行き来は休止してください。感染拡大防止のためにも、市民として強く願っています。
② 小学校・中学校の先生方の「相互乗り入れ授業」のために措置される講師の方の職を保障し、その方々が、「相互乗り入れ授業」ではなく、各学校で子どもたちのために最も必要な教育活動に寄与されるように、学校の創意工夫を尊重した対応を強くお願いします。
3.子どもの安全・健康を守るために学校からの要望を丁寧に聞き取り、物品確保も含めて必要な予算措置をお願いします。
参加者からは、市が実施した校庭開放のやり方や、休校中の4月15日から昼食を提供する措置を歓迎する市民の声、小中一貫で他校と行き来することは感染拡大の危険があるのでやめてほしいこと、給食納入業者の苦悩など・・・様々な市民の意見を市長に伝え、懇談を行いました。
河村三鷹市長は、3月の休校措置を振り返り、子どもの食の問題が大切だと感じて昼食を提供することにしたこと、学童の実態から学童などの校庭開放の大切さを実感したこと、市内の医療現場の実態等を話されました。そして、要請を受けとめて検討すると話されました。
最後に、市民連絡会から「いのちと健康・くらしを守るために、知恵と力を合わせ、身近な行政と手を携え、今出来ることを考え、行動します」という会のモットーを紹介し、市と市民団体が協力してコロナ問題の克服にあたることを求め、市長がこれに応えていきたi
と話され、有意義な懇談が終わりました。
と話され、有意義な懇談が終わりました。
今後、三鷹市民連絡会は、医療や福祉・自営業など市民各層の多様な課題で、市長・三鷹市への要請と懇談を重ねていきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
「コメントの記入者」の「▼」を押すと、匿名やペンネームでコメントできます