2021年6月11日金曜日

感染の巣になりかねない井の頭公園パブリックビューイング中止を

会場イメージ図(東京都HPより)


会場配置図(東京都HPより)
感染の巣になりかねない井の頭公園パブリックビューイング中止を

東京都HPの計画をみると(説明とイラスト)
1日の来場者想定数  20,000名
これが、1か月間!(総計60万人)
7月23日~8月8日(17日間)
8月24日~9月5日(13日間)
■臨場感や会場との一体感を、来場者が味わうことができるよう、大型ビジョンやスクリーンで競技のライブ中継
■公式グッズ売店
公式グッズの販売ブースを設置
■大会パートナー出展
大会パートナーが出展(調整中)
■ステージイベント
■競技体験
■エンブレム、大会マスコット等を活用
して装飾し、大会の祝祭感を高める。

行政の長は・・・・
小池知事 オリパラ優先です
松下武蔵野市長「中止を知事に求める」
河村三鷹市長「徹底した感染症対策を求める」

武蔵野三鷹地区労は、次の様な要請を小池知事に行いました(6月9日)

東京都知事 小池百合子 様
都立井の頭恩賜公園「東京2020ライブサイト」中止に関する要請書
 
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、収まるどころか長期化し変異株が猛威を振るっています。死者も6月7日現在日本全国で13,000人、東京都で2,000人を超えました。
多くの労働者は、コロナ禍で職を失うなど貧困や格差が広がる中、マスクを放さず三蜜にならないよう気を付け、手指の消毒を怠らず外出を控え、国や都の方針に沿い新型コロナウイルスに感染しないよう、また、させないよう生活しています。
毎年、井の頭公園西園で開催していた労働者の祭典である5月1日の三多摩メーデーは、新型コロナ感染予防のために井の頭公園西園での開催を2年連続中止し、リモート開催に変更されました。
その井の頭恩賜公園で「東京2020ライブサイト」が実施されるということで怒りを禁じえません。
7月23日~8月8日、8月24日~9月5日の間、オリンピック・パラリンピック競技をパブリックビューイングで観戦、合わせて競技体験や大会パートナー企業の出店、飲食も用意され、2万人の来場を想定しているといいます。
都は外出など自粛を都民に要請していますが、一方で不特定多数の観客を集める「東京ライブサイト」の開催を計画しています。
新型コロナ感染予防に逆行する行為です。下記の通り、強く要請いたします。
1. 都立井の頭恩賜公園での「東京2020ライブサイト」を中止すること。


2021年6月5日土曜日

三鷹市の公立小中学校 東京オリンピック・パラリンピック学校連携観戦計画

 

三鷹市の公立小中学校 東京オリンピック・パラリンピック学校連携観戦計画について新型コロナウイルス対策三鷹市民連絡会

計画の概要

1.小中学校の全児童生徒12,777人を対象としています。平均して一回200人程度(最高は425人)。

2.引率は、学校の先生が行う計画ですが、延べ880人になるので、学校から学校運営協議会に引率の依頼も行われるようです。(引率人数の例:一小 1回目18人、2回目13人、3回目12人)

3.三鷹市は貸し切りバスを活用(市民の税金から予算4,300万円を計上)する計画。組織委員会は公共交通機関での参加を求めているので駐車場はないようです。そのため会場付近まで行き、そこから徒歩で会場と往復(停車場所等は未定)。東京スタジアムの近くの羽沢小学校と七中は徒歩で往復。

早い学校は9:0015:30、遅い学校は14:3020:15のように夜までかかります。

4.参加の形態

・市教育委員会は、保護者に観戦に行くことの承諾書を求めます。①承諾がない場合⇒欠席扱いにしない。②承諾書を提出して欠席の場合⇒欠席扱いになる。

・夏休み中に観戦する学校もあります。表の網掛けのところです。土日に観戦が割り当てられた学校もあります。

20212月に東京都より再度の意向調査を実施するとの通知があったが、未だに行われていません。

5.詳細なスケジュールは、組織委員会が6月中旬ごろ決めるので、それ以降になります。下見(実地踏査)は、各学校から1名指定された日に集団で実施。すでに下見に参加した学校もありますが、詳細なスケジュールが示されない中での下見になっています。

6.三鷹市長・三鷹市教育長の意向(531日の市議会本会議で絵の答弁)

「観戦による生の感動体験は大切」「オリパラ教育は五年越しでやってきた。観戦でオリパラの理念を肌で感じることは、一生忘れられないレガシーを残す行事として準備している」。そのため「感染対策を徹底してできるかぎり実施したい」と表明しました。一方、「中止決断は、2~3日前でも出来る。しかし、準備は時間がかかる。感染状況、ワクチン接種状況などで冷静に注視して、よくみて総合的に判断する。」とも表明しています。

三鷹市の公立小中学校 東京オリンピック・パラリンピック学校連携観戦計画(1)




三鷹市の公立小中学校 東京オリンピック・パラリンピック学校連携観戦計画(2)


2021年5月25日火曜日

三鷹市長様 児童生徒を感染リスクにさらす「学校連携観戦」計画中止を知事に要請してください

 

三鷹市長への要請
三鷹市内の全小中学校から、先生方の引率で東京五輪の「学校連携観戦」をする計画がすすんでいます。有明会場まで三鷹から電車を乗り継いで行く計画の学校もあります。

Yahoo!ニュースの報道では、都教育委員会の担当者の方は、「・・・各学校が区市町村の教育委員会と相談した上で観戦を見送る場合もあります。都はその判断を尊重します」
と、語ったそうです。都民の不安の声の高まりの中で、都もこうした態度を表明しました。

市民連絡会は、三鷹市長に次の様な要請書を提出しました。

三鷹市長 河村 孝 様

児童生徒を感染リスクにさらす東京オリンピック・パラリンピック「学校連携観戦」計画を中止するように都知事に意見具申することを要請します

日頃より市民のくらしを守り、新型コロナウイルス対策にご尽力されていることに敬意を表します。
わたしたち新型コロナウイルス対策三鷹市民連絡会は、昨年4月に市長を訪問し、「行政と市民がワンチームでコロナ危機を乗り切りましょう」と有意義な話し合いを行いました。その後、生活・営業相談、学生向けフードバンク等市民の助け合いの輪を広げる様々な取り組みを行ってきました。

そして今、東京都に緊急事態宣言が発出されている中で、「学校連携観戦」計画が進められていることを危惧しています。
東京都HPの「都内の最新感染動向」の分析結果(5月20日)には、次の様に書かれています。
「流行の主体が、感染力の強い変異株(N501Y)に置き換わったと考えられる。新規陽性者数が短期間で再び増加に転ずることへの警戒が必要である。若年層を含めあらゆる世代が感染によるリスクを有していることを啓発する必要がある」。

ところが、東京都は、児童生徒81万人を対象にした東京オリンピック・パラリンピック観戦計画を、教員の引率で公共交通機関を使って行う準備を進めています。各種世論調査では、東京オリンピック・パラリンピックの中止または延期を求める声が多数です。

新型コロナウイルス対策にご尽力されてきた市長の今までの姿勢を貫き、次のことを要請します。
ワクチン未接種の子どもたちをリスクにさらす学校教育の場を使う「学校連携観戦」計画を中止することを都知事に意見具申すること。
2021年5月25日
新型コロナウイルス対策三鷹市民連絡会


2021年5月24日月曜日

児童生徒を感染リスクにさらす「学校連携観戦」計画の中止を

 

都知事への要請

三鷹市民連絡会は、都知事宛ての要請を行いました。

東京都知事 小池 百合子 様

児童生徒を感染リスクにさらす「学校連携観戦」計画中止・東京オリンピック・パラリンピックを中止し、コロナ対策に力を集中することを求めます

「流行の主体が、感染力の強い変異株(N501Y)に置き換わったと考えられる。新規陽性者数が短期間で再び増加に転ずることへの警戒が必要である。若年層を含めあらゆる世代が感染によるリスクを有していることを啓発する必要がある」。

これは、東京都HPの「都内の最新感染動向」の分析結果(5月20日)です。

ところが、東京都は、児童生徒81万人を対象にしたオリンピック・パラリンピック観戦計画を、教員の引率で公共交通機関を使って行う準備を進めています。

各種世論調査では、東京オリンピック・パラリンピックの中止または延期を求める声が多数です。都民の安全と生命を守るために、次のことを要請します。

1.ワクチン未接種の子どもたちをリスクにさらす学校教育の場を使う「学校連携観戦」計画を中止すること。

2.「若年層を含めあらゆる世代が感染によるリスクを有している」(東京都の分析)実態と、深刻な医療現場の実態を直視して、東京オリンピック・パラリンピックの中止を決断すること。

3.大規模検査の実施・ワクチンが早く都民に行き渡ること等新型コロナウイルス対策に東京都の行政の力を集中し、都民の安全と生命を守るために全力をつくすこと。

2021年5月24日

新型コロナウイルス対策三鷹市民連絡会




2021年4月30日金曜日

三鷹学生応援フードバンク

4月27日、新学期の学生フードバンクに多数の学生が訪れました。市民連絡会も食料品をもって駆け付けました。すでに、開始前からやってきた利用者の学生さんも手伝って食料品を並べていました。

多くの新入生や留学生を迎えた新学期。しかし緊急事態宣言でバイトも困難・・・。困窮する学生への食料品支援を民青同盟の若者たちが呼びかけ、市民が食材やカンパで支えて昨年から毎月やっています。

市民から寄せられた食料品

今回は、多くの新入生が次から次へとやってきて、食料品が少なくなっていくころ、市民から追加の差し入れがありました。

「どんな食品があるといいですか?」と、初めて利用した新入生に聞いてみると、

「自炊で最初につくるのはパスタですね。炊飯器も持ってない友だちもいるので・・」

なるほど、「次回はパスタを持参しようか」と思いました。

会場のポスターには、こんな言葉が、

「Take Free! 米、レトルトご飯、パスタ、パスタソース、即席めん、缶詰、各種レトルト、野菜ジュース、野菜、果物・・・etc。すべて近隣の方からの寄付でまかなっています。」

そして、こんな呼びかけも・・・

「ボランティア募集中。テントの設営、誘導、支援物資の配布、調達、要望の聞き取り、留学生への英語対応・・・etc。ご協力いただける方は、スタッフまでお声かけください。」

三鷹市民連絡会は、こうした青年の取り組みを支援しています。

次回は、

5月5日 12時~

今回と同じ三鷹国際学生宿舎前

・事前予約不要。ボランティアも募集中です。

★食料品やカンパを提供していただければ、青年が受け取りに行きます。

連絡先:市民連絡会メールアドレス

mitakakodomonoegao@yahoo.co.jp 


2021年4月24日土曜日

 新学期〔三鷹学生フードバンク〕

新学期、大学では多くの新入生・留学生を迎えました。

学生さんは、3度めの緊急事態宣言発令により生活を支えるバイトも極めて困難な状況です。

こうした学生を支援する三鷹学生フードバンクを市民連絡会は今年度も支援していきます。

三鷹学生フードバンク

4月27日(火)

フードバンクの場所

11:30~13:00(なくなり次第終了)

三鷹国際学生宿舎前

事前予約不要。ボランティアも募集中です。


2021年3月10日水曜日

三鷹学生応援フードバンク

 

三鷹 学生応援フードバンク

3月9日、三鷹の東大国際学生宿舎前で「学生フードバンク」の活動が行われました。開始前から待っている学生さん、食材配布の準備を手伝う学生さんの姿も見られました。

新型コロナ対策市民連絡会の会員も、米・麺類・缶詰・レトルト食品などの食材提供に協力しています。

今は、新年度(4月から)の留学生が、入国して2週間の隔離を経て入寮する時期です。

「感染の下げ止まり」「再拡大の恐れ」が報じられ、バイト先も少なくなる中で、新学期には、多くの新入生がやってきます。

昨年6月からの「学生フードバンク」には、多くの方々から食材提供や募金に協力していただき、ありがとうございます。

4月からも引き続きのご協力をおねがいいたします。新学期の「学生フードバンク」の日程はこのブログで4月当初にお知らせします。

三鷹 学生応援フードバンクの食材