学校の新型コロナ感染症対策の上からも切実な少人数学級についての学習会のご案内
【ZOOMで参加できます】
「少人数学級 子どもたちを大切にする教育を」学習会
11月23日(月・祝)
10:00~12:00
北多摩東教育会館(東小金井駅下車3分)
「少人数学級化を求める教育研究者有志」の世話人の中村雅子先生(桜美林大学教授)を招いて、話していただきます。
・ZOOMで参加するには、
「北多摩東さんがあなたを予約されたZoomミーティングに招待しています」
https://us02web.zoom.us/j/88245085631?pwd=OXhkaktUTHdybFlqRlBsVjBGaTViUT09
◆学校現場からの声
〇今春、三鷹市内で採用された中学の先生「私が初めて先生になって授業をしたのは分散での少人数授業で18人の生徒たちでした。いろいろと声掛けもできて落ち着いて授業ができてよかったです。去年まで不登校気味だったと聞いていた生徒もこれがきっかけで登校する回数が増えました。少人数なのでストレスが減ったのでしょうか。でも、元に戻ったら1クラス40人近くで、机間指導をしていますが、生徒への細かい声掛けや対応が難しいと実感しています。今は300人の生徒の名前と顔を覚えるのも大変です。週に1回は7時間授業で、月に2回は土曜授業です。土曜授業の次の月曜日には生徒は疲れています。」
〇三鷹市内の小学校の若い先生からのメール
「授業そのものは人数が少なく、目が行き届き、個別に指導しやすくなっています。少人数の学級人数が何より大事であると実感しました」
コロナ過の学校で実感したことは、分散登校時の少人数学級のよさでした。日本中の学校が実感したこの経験を生かしていきましょう。
◆文科省HPをみると、
中央教育審議会でのヒアリング(10月29日)で全国市長会・全国連合小学校長会・教職員組合等の意見(資料)が紹介されています。PTA全国協議会も少人数学級の実現を求めています。職場で回覧中の「教育全国署名」にご協力お願いします。
文科省資料(原文のママ)
〇全国市長会
「児童生徒一人一人へきめ細かな教育を実施するために、現在の国の学級編制基準を見直し、学級の児童生徒数を全学年35人とする、少人数学級の実現が必要と考える。」
〇全国連合小学校長会
「感染症対策や個別最適な学びの実現には、標準法の改正による30人以下の少人数学級の実現が必須です。」
〇全日本教職員組合(全教)
「今の教室の広さと 40 人学級の下で、身体的距離を確保しながら子どもたちの学びを保障することができないことは、誰の目にもあきらかである。20 人程度の学級編制をめざし、計画的に少人数学級への移行を推進されるよう求める。少人数学級に移行するためには、義務標準法を改正して学級編制標準の引下げをはかり、それに合わせて新たな定数改善計画を策定することによる、正規教員の増員が必要である。」
〇日本教職員組合(日教組)
「『新教職員定数改善計画』の作成と法改正のもと、幼児教育から後期中等教育まで20人以下学級への段階的移行が推進されなければなりません。」